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国際交流センター

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交換留学制度でグローバルな視野を育む

国際交流センターは、外国との学術、文化、教育、研究および診療などの交流を支援、推進する役割を持っている。例えば本学の学生を海外の大学に留学させるプロジェクトと、外国の大学から留学生を迎え入れ、埼玉医科大学の病院でBSLを行う業務を統括している。さらに、卒後臨床研修修了医師が海外に留学し、実地研修を行い研究に従事できるよう、渡航を実現させる業務も担当している。また、大学院生や研究者などが海外で活躍する場を拡げ、研修と研究する場を海外研修に求められるようなサポート活動も行っている。

学生相互交換留学制度

学生の研修と交流、さらに国際的視野の育成を目的として、1995年に始まったこの制度は、英会話試験と面接による選抜を経た5年生20名(学年全体の約17%)が、夏休みなどの4週間、提携校とその大学病院で臨床医学実習を行いながら過ごします。現在提携校はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどに10大学あり、これまで多くの学生が参加しています。また提携校からは毎年20名の学生が本学に留学し、4週間をかけてBSL(Bed Side Learning)を行っています。(卒業生の皆様へのお知らせ

交換留学相手校

ヨーロッパ、アジア
アメリカ

ドイツ:Charité-Berlin 医科大学/油川 大輝さん(2012年度交換留学生)

日本の医療を考えるきっかけに

留学生1私がドイツのCharité-Berlin医科大学を希望した理由は、日本の医学の基礎となったドイツの医学に触れ、日本とドイツの違いを比較したかったからです。血管・一般外科と救急科で実習を行いましたが、カンファレンスで「日本と日本の医療」についてのプレゼンテーションをする機会がありました。さまざまな母国語を持つ外科医と留学生に、わかりやすい英語で話さなければならず、原稿づくりには苦労させられました。プレゼンテーションを準備する過程で、気づかされることも多々ありました。たとえば、自分は日本の医療に関する知識が足りないということ。世界と比べて日本の医療の長所、短所はどのようなところなのか?これから日本の医療はどのようにしていくべきなのか?日本で学んでいたときには考えもしなかったことを考えるきっかけとなったのです。毎日遅い時間まで準備をしてプレゼンテーションした結果、みんなからも「よかった」と言ってもらい、それまでお話しする機会が少なかった先生ともお話しすることができました。留学することで普段は経験することのないような状況に自分を置き、さまざまなことを考え、行動したことは私の人生に大きな刺激を与えてくれることとなりました。

ハンガリー:Pécs大学/新井 緑さん(2012年度交換留学生)

1日に平均3つの手術を見学

留学生2入学以来の夢がかない、ハンガリーのPécs大学に約1ヵ月間留学することができました。一般外科をメインに研修したのですが、朝のカンファレンスに参加し、一日に平均3つの手術を見学することができました。基本的に入る手術は自分で好きに選ぶことができ、腹腔鏡下胆嚢摘出術や鼠径ヘルニア、甲状腺亜全摘出術などの手術見学はもちろんのこと、科の垣根を越え乳房形成術といった形成外科の手術も見学させていただきました。ほとんどの先生方は英語が話せるので、手術中はその内容や手技について英語で熱心に説明してくださいました。ハンガリーでの手術を見学して驚いたのは、その手術時間の短さです。例えば胆嚢摘出術などは40分程度で終了し、その他長い手術でも3〜4時間程度で終わっていました。出血を気にせずとにかく手術を進める、という姿勢がその理由のひとつであると思います。また、手術室での先生方や看護師の方々、学生たちのフランクさにも驚かされました。気軽に声を掛け合い、流れてくる音楽に合わせて歌ったり踊ったりと日本にはない光景に初めこそ戸惑いましたが、慣れてくるにつれてそのアットホームな雰囲気がとても居心地良く感じられました。

イギリス:Liverpool大学/田部 俊輔さん(2012年度交換留学生)

「英語」というツールの重要性を実感

留学生3Liverpool大学に来て、まず驚いたのはネイティブの英語がとても早口なことです。スピードに圧倒された私は、“Sorry?”も“Pardon? ”も言えず、 “OK”と口に出すのが精一杯でした。たとえば顕微鏡実習で先生が「これが形質細胞だよ」とていねいに説明していただくのですが、私は辞書を確認しながら、必死に理解しなければなりませんでした。
留学中は、主に血液疾患についてカンファレンスへの参加、外来や病棟回診の見学、入院患者さんの病歴の聴取など貴重な経験ができましたが、最も刺激になったことをあげるとしたら、それは懸命にコミュニケーションを図ろうとするリバプールの人々です。港町なので母国語の異なる人々が、「英語」というツールを学び、生きていくために自分の意思を最大限に伝えようと努めているのです。
「英語」というツールがあれば困らない!となれば、こんなに便利なものを使わない理由がどこにあるでしょう? それに気づかせてくれた留学制度に、心から感謝したいと思います。

カナダ:Manitoba大学からの留学生/Kirstyn Humniskiさん(2012年度交換留学生)

親切に教えてくださる先生に驚きました

留学生4私はカナダのManitoba大学で医学を学んでいます。埼玉医科大学の臨床実習は救命救急科と感染科で行いましたが、これは私が家庭医を目指しているため。カナダでは田舎に行くと家庭医でも救命救急ができなければならないですし、感染予防についても大きな役割を担っています。
救命救急の臨床実習では、患者さんをバックボードに乗せてネックカラーを巻く方法や縫合について学びました。先生からとてもていねいに教えていただけたのには驚きました。カナダの大学では、自分で練習して覚えなければならないことが多いからです。カナダとの違いで印象に残ったのは終末期医療です。日本では最後まで治療を試みて、病院で亡くなる患者さんが多いようです。これは文化の違いによるものだと思いますが、カナダでは自宅で最期を迎えたいと考える人が多く、在宅ホスピスのプロジェクトも進んでいます。
約3週間の留学でしたが、休日は埼玉医科大学の学生とパーティをしたり、京都に旅行したり、新宿御苑でお花見も体験できました。埼玉医科大学への留学は、私の視野を確実に広げてくれたと思います。

英語によるコミュニケーション能力を高める「春季語学研修」

春季語学研修アメリカ(ロサンゼルス)にて2週間、医療に関連した英語能力を高めることを 目的(English for Health Science Purposes/EHSP)として、希望者を対象に実施する語学研修プログラムです。
英語によるコミュニケーション能力の向上を図るとともに、医療関連英語の学習、病院見学、現地の医師・医学生・看護学生や病院スタッフとの交流、 またホームステイを通じて異文化社会を体験することができます。
研修終了後には現地語学学校の修了証書 (Diploma)も発行されます。
※研修実施先は年度によって変更されることがあります。

卒業生の皆様へ【交換留学制度】

国際交流センターでは毎年7月を中心に多くの留学生を迎え、交流行事や各大学留学生の集い等が企画されています。国際交流センターでは卒業生の皆様の参加を歓迎します。
行事等のお知らせをお送りいたしますので、ご希望の方は下記問い合わせ先まで、お名前・留学先・年度・連絡先をお知らせください。

問い合わせ先

当センターに関するご意見ご質問は koryubu@saitama-med.ac.jp まで
〒350-0495
埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38
埼玉医科大学国際交流センター(7号館1F)
Tel/Fax. 049-276-2029

注意:このファイルを開けるのにはパスワードが必要です。

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