初期臨床研修部門

 初期臨床研修の目的は「患者さんを全人的に診療する為の基本的な能力を身につけ、プライマリケアに対応できる総合診療能力を養う」事にあります。この時期は専門性にとらわれず、医師として必要な能力を身につける最も重要な期間です。初期臨床研修に携わる2年間は、将来の皆さんの臨床医としての能力を左右する、最も重要な期間なのです。研修でどれだけ多くの患者さんの診療に関わる事ができるか、そしてどれだけ多くの事を学ぶ事ができるか、それによって将来の臨床能力に大きな差が生まれます。医師としての臨床能力の約7割は、この時期に養われると言っても過言ではありません。そのためにも埼玉医科大学は、初期臨床研修医に最も適した臨床研修の場を提供できる事を確信しています。
 まずその環境。1時間で東京に行ける首都圏の大学病院でありながら、自然に恵まれた最高の環境にあります。少し足を伸ばせば、東京での生活をエンジョイする事もできます。次に沢山の症例数。そのような環境にありながら、埼玉西部地区の基幹病院であり、沢山の患者さんが来院されます。地域に根ざした大学病院であり、多くの疾患を経験する事ができます。この症例数の多さは、皆さんの診療経験にとって最も重要なポイントです。
 次に充実した研修施設。皆さんにはどこよりも充実した研修医の部屋が準備されています。
 教育ではプライマリケア教育に力を入れています。埼玉医科大学には多くの専門診療科があります。それぞれの専門診療科で豊富な指導医のもと、多くの診療経験を積む事ができます。埼玉医科大学には3つの大学病院での研修が可能であり、それぞれ特徴をもった診療科がそろっています。皆さんの希望にあった診療科で研修を行うことが可能です。そのなかでも、プライマリケアに力を入れて初期診療に対応する総合診療内科は特記すべき診療科といえます。総合診療科では、初期診療を中心に特定臓器にとらわれず、全身から患者さんの診療を行います。総合診療内科は本院のプライマリケアから全身管理を経験できる診療科として、皆さんに多くの経験の場を提供します。
 埼玉医科大学は大学病院であり特定機能病院です。我々は常に最先端の高度先端医療をも目指しています。科学的な考え方、そして研究心を持った医師を育成する事も重要な我々の役目です。科学的な思考に基づく医療を行える医師を育成する事、我々の目指すものです。
 最後に最も重要な事、それは優しく熱心な指導医師がそろっている事。この点はどの病院よりも自慢できるポイントです。ぜひ一度見学に来て下さい。
 初期臨床研修医の皆さんが、これからの医師としての第一歩の臨床研修に埼玉医科大学を選んで頂ける事を期待しています。そして、臨床研修に最適な場と環境を提供できるように、我々初期臨床研修部門は日々一丸と成って努力をしていく所存です。
 我々初期臨床研修部門一同埼玉医科大学で多くの初期臨床研修医の皆さんにお会いできる事、楽しみにしています。

中元  秀友(埼玉医科大学病院 総合診療内科)
屋嘉比 康治(埼玉医科大学総合医療センター 消化器・肝臓内科)
鈴木  孝明(埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓外科)

中元秀友

部門長 中元 秀友